栄町 焼鳥 二万八千石

（前回までのあらすじ）
甘美な言葉と魅惑のボディで世の人々を虜にする「ササミィ」。
今回のターゲットは「二万八千石」の焼鳥大将！
自慢の色仕掛け？で今日もまた一人、「ササミィ」の思惑に踊らされてしまうのか!?
「ササミィ」の挑発にすっかりその気の焼鳥大将！おまえもか！、「ササミィ」の不適な笑みは何を意味するのか！
もはや焼鳥大将もこれまで！っと思われたその時、「ササミィ」の目に信じられない光景が！
いったい「ササミィ」の身に何がおこったのか！そして焼鳥大将が取った行動とは!?今ここに全ての謎が解き明かされる！・・・



何て事なの！キュートでプリティな「ササミィ」の体が輪切りにされて・・・しかも串でプリッと突き刺されて・・・プリッ？
そう言えば串で刺す時に少し肉を寄せるようにつまみながら、丸みをもたせて刺していたわね。
あらやだわ、なんだか「ササミィ」美味しそうじゃない、自分で自分に見とれてしまったわ。



ハッ！なんてことなの焼鳥大将！一度ならず二度までも「ササミィ」を騙そうとするなんて！
どうせまた何か企んでいるんじゃないの？って何処に連れてくつもり！・・・・アアッツァ！！！ちょっ、ちょっと！熱いじゃないの！



大変だわ！白くなってきたわよ！「ササミィ」はすごいデリケートなんだから、ボーっとしてたらあっという間に「ハリ」が無くなってパサついたお肌になってしまうのよ！



あ～ビックリしたわ、ひっくり返すタイミングがなかなかいいじゃな～い、ぷくっと少しだけ膨らむ瞬間が狙い目なのよね～、あらっ？気がつけば美白効果の色白お肌で悪くないわね。



やっぱり強火で表面を一気に焼き上げて、中はしっとりレアな状態が理想よね。



まさか焼鳥大将、「ササミィ」の事をそこまで理解してくれていたなんて・・・・・わおっ！しかも衣装まで準備してくれるなんて、「ササミィ」感激！じゃあまずは・・・
「梅しそ」！山海ぶしと大葉の相性はバッチリなのよね～、大葉は刻んで香りをだしているのね！



次は～「チーズ」ね！、少し味の深いチェダーを使って、仕上げにケチャップをかけて大人から子供まで大人気ね！



そして「明太子」！、ちょいとピリ辛の明太子にマイルドなマヨネーズをかけて、彩りも鮮やかね！



最後は「わさび」！、多めのわさびに特製醤油をかけてガツンとくるインパクトはクセになる味よね！



ん～迷っちゃうわ！どれもこれも素敵なのよね～、こうなったら全部よ！「ササミィ」は欲張りなのよ！



焼鳥大将！すべては「ササミィ」を美味しくコーディネイトしてくれる為だったのね！それなのに「ササミィ」は勘違いをしてしまってゴメンなさい、そんな「ササミィ」だけど、こんな「ササミィ」だけど、今は素直にその口に飛び込んでいきたい気分なの！いいわねいくわよ！まとめていくわよ！何か嫌な予感するけどいくわよ！どうか「ササミィ」を受け止めて～～～！！！ってあなた誰！！？？



４本まとめてかい！！あんたも欲張りすぎよ！！