› 栄町 焼鳥 二万八千石 › 10年目の手紙(中編)
2010年09月19日
10年目の手紙(中編)
送別会が始まりました
今までの思い出や これからの事等を話しながら みんなとの再会を約束して盛り上がっていく中 いつ告白しようかと思って彼女を見ていたら・・・
なんだかず~っと寂しそう・・・言いづらい・・・
そうこうしているうちに みんなで夜景を見に行こう!っというノリに
町近くの山には 展望台まで車道が通っているので みんなバイクで到着
もちろん呑んでます・・・若気の至りです スイマセン
たしか 人口5千人位の小さな海の町 煌びやかな夜景の向こうには オホーツク海が広がっている
町人は旅人に優しく 差し入れや宴にお呼ばれも
子供達は 俺ら外国人かぁ!ってな位の好奇心で遊んでくるし
旅人達との出逢いと別れを繰り返し
もちろん仲間内や町人との恋や恋愛が・・・
毎日が本当に本当に楽しくて・・・・・
みんなしばらく無言
冷たい風が冬の到来を告げている
オイラだけではなく みんなも次の土地へ または地元へ急がなくてはいけない
これから一人また一人いなくなっていく・・・
旅人はみな 出逢った時から別れがあるのも覚悟しているし 再会の可能性が少ないのも知ってる
本当はオイラ それが辛いから早めに旅立とうと決めた・・・
「枝幸」での2.3ヶ月は みんなにとっても人生の中で特別なんだろう 暗くて分からなかったけど オイラだけではなく きっとみんな泣いてた・・・
突然誰かが叫びながらハシャぎだしたので 後はみんなバカ騒ぎ
しばらくして 酔った勢いで意を決心!
そっと彼女を連れ出して 夜景を見ながら人生初の告白!
・・・はい・・・人生初です
メチャクチャ緊張しまくりました
自分の心臓がうるさい!
もう何て言ったのか どんな返事だったのかも覚えていません!
確か
彼女は
自転車で東京まで行くから!
必ず行くから 待っていて!っと・・・・・
その時はオイラも旅人
「分かった」と返事をしても おそらく来ないだろうし オイラも待っていないだろうと確信していた
オホーツク海を朝日が照らし始めたので さあ帰ろうか
オイラは 緊張からの解放と安堵感に達成感
お酒も呑んでいるので 気分は高揚
そんな状態でバイクにまたがり・・・(飲酒運転は絶対ダメですよ!)
帰りの山道は カーブの多い下り坂
ガードレールの向こうは急斜面
おそらく いつもよりも速度が出ていたのだろう
気づいた時には 目の前にガードレール!
そのまま激突して向こう側の崖下にバイクもろとも落下!・・・・・
空を飛んで 何回か草でバウンドしたのを覚えている
遠くで仲間達のバイク音が聴こえる
そこから意識が・・・・・
つづく(笑)
彼女は
自転車で東京まで行くから!
必ず行くから 待っていて!っと・・・・・
その時はオイラも旅人
「分かった」と返事をしても おそらく来ないだろうし オイラも待っていないだろうと確信していた
オホーツク海を朝日が照らし始めたので さあ帰ろうか
オイラは 緊張からの解放と安堵感に達成感
お酒も呑んでいるので 気分は高揚
そんな状態でバイクにまたがり・・・(飲酒運転は絶対ダメですよ!)
帰りの山道は カーブの多い下り坂
ガードレールの向こうは急斜面
おそらく いつもよりも速度が出ていたのだろう
気づいた時には 目の前にガードレール!
そのまま激突して向こう側の崖下にバイクもろとも落下!・・・・・
空を飛んで 何回か草でバウンドしたのを覚えている
遠くで仲間達のバイク音が聴こえる
そこから意識が・・・・・
つづく(笑)
Posted by 焼鳥大将 at 14:37│Comments(2)
この記事へのコメント
文才ありまくりですな!!
次が気になる展開です!!!!!
次が気になる展開です!!!!!
Posted by ロッキー at 2010年09月20日 03:50
あざ~っす!
ここで止めてもイイですかぁ!!!
ここで止めてもイイですかぁ!!!
Posted by 焼鳥大将 at 2010年09月20日 04:20