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2010年09月16日
10年目の手紙(前編)
彼女(嫁)から手紙が届きました・・・
10年前の日本全国バイクの旅は いろんな経験と出逢いがありすぎて長くなるので はぶきます!
約一年の旅で全国を巡り 辿り着いたのは 北海道北の端「枝幸」という小さな町
そこの「ライダーハウス(旅人の宿)」
で 住み込みしながら近くの鮭とホタテの工場でバイトをしていました
一泊して旅立つ人が多いけど オイラを含めて男女10人位は一緒に中期共同生活をしていました
個性的な仲間達との まるで修学旅行のようなラブワゴンのような 楽しい事 嬉しい事 悲しい事 旅人達との出会いと別れの毎日で 間違いなく人生の中の宝時間です
「彼女」はオイラの1ヶ月後位に 自転車で旅しているところ ハウスの女の子達がナンパしてきました
最初の印象は お尻まで髪が長かったので「貞子みたい!」っと言ったらしい・・・らしい・・・オイラは覚えてないけど 彼女は覚えてます(泣)
訳ありな彼女は あての無い旅 しかも人間嫌い 仲間内では 浮きぎみな感じ
オイラは 夜になるといつも一人でバーボン呑みながら日記を書くのが日課でした
いつしか 彼女が顔を出すようになり よく朝まで語り明かす事もしばしば
その時期オイラは よく一緒にスケボしたり音楽聴いたりドライブする仲のイイ女の子がいて
後から彼女が言うには 夜の時間は狙って来ていたそうです(女って・・・)
(右手前2番目が彼女 真ん中左が女の子 左手前オイラ)
だんだん意識しだして 惹かれていくわけですが オイラの旅立ちの日が近づいてきました
オイラは 日本の旅が終わったので 東京で少し稼いで アメリカをハーレーで旅しに行こうと決めていました
その後はアジアに行きシルクロードを徒歩で旅しようと・・・
そして オイラの旅立つ前日に みんなで送別会をしてもらう事に
そこで オイラは密かに 後悔したくないので彼女に告白する事を決意!
「明日旅立つけど キミの事が好きでした」
と返事も要らない一方的なセリフを決めて旅立とうと・・・
そして旅立ちの前夜
送別会が始まりました・・・・・
つづく(笑)
Posted by 焼鳥大将 at 14:28│Comments(0)