栄町 焼鳥 二万八千石

オハヨーございます！ 雨ですね けど心は晴れ晴れな 雨好き焼鳥大将でやんす！

散歩仕入れを終えて 誰もいない「二万八千石」のカウンターで 一人りんご酢を飲みながら ほげ〜っとする時間が大好きなんですなぁ♪

最近 修行時代の事を思い出していました
北海道で甲斐性の無いオイラは飲食業を転々としていました
長く続かないのは 今おもえば青臭い生半可な気持ちの若気の到るトコだったと思います

そして５件目の飲食業が焼鳥屋でした

いゃ〜ハマりましたね！正直 料理の世界が面白くも感じず 肌に合わないなぁ〜っとくすぶっていた時期で オイラに料理人は向かないな！っと感じ始めちゃっていました

「焼鳥」はソレ専門職で 単純作業に見えて実に奥が深い！

そしてお客様との距離が近くて 接客の楽しみにもハマりました！

うぉ〜これイイ感じじゃねぇ！っと思いつつも 気持ちはまだ青臭い若僧のままで 中途半端な仕事をしては よく怒られていました

そしてある日 運命の言葉を言われました（オイラ的に）


チーフ「オマエは今まで教えた中で 一番最低だな！」


！！！！！！

ショックでした

やっとコレで飯食ってこうと思った職業に出会えた矢先だし
何よりも彼女のお腹には子供が・・・

ダメだ！このままじゃイケない！家族を幸せになんか出来ない！生まれ変わらなきゃ！

まさしく自分の中で 何かが吹っ切れた感じでした

それからは 失敗しようが 怒られようが 腐らずにとにかく自分の成長の為だけを考えて 一心不乱に励みました

ある信念的な３つの要素も持ちました


「目標を持って！」

「努力して！」

「決断する！」


それからの日々が 何か充実しはじめて スキルアップの為に いろんな人の話しや経験も吸収して 成長していく楽しみが 自分の中で生まれました


お世話になったお店を卒業する時に チーフに
「あの一言で生まれ変われました！ありがとうございます！」
って言ったら

チーフ「えっ！そんな事言ったっけ？」ととぼけた後(笑)

「けど 今のオマエは止めたくても止めれない位 自分の目標の為に 立派に成長したな！」
っとのありがたい言葉を頂き 感無量でした(泣)


あれから１０年（きみまろか！）

今でも そのお店は北海道の激戦区ススキノで闘っています！

オイラも負けずに闘っていきたいと思います！