栄町 焼鳥 二万八千石

沖縄タイムスさんの記事の続きですけど、焼鳥屋の開業がしやすい事について書いてある

焼鳥屋開業


たしかに「狭いスペース」で出来る、って言うよりむしろ向いてるのでは？と思うのは「二万八千石」も ご存知の通り（知らない？）９坪の小っちゃな焼鳥屋です

しかしながら、店側と客側の 距離が近い事によって生まれてくる居心地は、焼鳥屋という形態は何故かシッポリくるのである
逆に「二万八千石」は、近すぎて誰が店員でお客様なのか分からない時があるのが 最近の個人的な反省点です(泣)

そして「開店資金が少額」
まぁ小さい店舗だし、焼き台と冷蔵庫があれば とりあえずな形にはなります

しかし、オイラ的にお金を貯めるという事が どんなに大変で重要な事だったか・・・そして周りに出来そうで（口だけ？）出来ない人がどんだけいるか(泣)

この記事で、気になる所は沢山あるのだけれど、一番に「？？？」っと思ったのが「技術が手早く習得できる」・・・思わず「アホかっ！」と（沖縄タイムスさんに対して悪意はありません、あしからず）・・・「仕込み３年、串打ち５年、焼き一生」（何かそんな風に昔教わりまして(照)）
オイラは焼鳥の世界に飛び込んで 約８年くらいでしょうか、いつも串打ちの時は「こうしたらどうだろう？この方がイイ感じの焼きが入りやすいかな？」等々、焼く時も「先は焼けてるけど根元が！この串は今はこの場所で表面固めて、後はこの場所で！この子はあと何秒だな！今日の炭はイイ感じ、難しい」等々 毎日が反省と勉強の繰り返しです
お客様は「今日は焼きが弱いね、強いね」「今日は塩が薄いね、強いね」「この刺し方仕込み方イイね～」等々、言って下さる方もいれば、思いを胸に呑み込む方もいらっしゃる、些細な事も気づいているであろうお客様や、提供した焼鳥を いつも思い出しながら あの時は～ああすれば～・・・あらためて言いますけど、本当に毎日 反省と勉強の繰り返しで、オイラはとても手早く修得出来そうにありません(泣)
きっと これからも一生です

珍しく焼鳥のお話をしましたけれども(笑)、一応これでも 焼鳥にかける愛情は人一倍持っているつもりなんです
たまには真面目に語らねば！っと思わせる記事でした